純粋過ぎる主役の2人がまぶしいです。
好きなキャラ。
あやね。くるみのしっぽをつかもうと、黒い顔をして企んでいる時のあやねは最高です。ちづが「こえー」って思いながら、月影千草(「ガラスの仮面」のキャラクター)を連想するシーンなんて、もう完全に悪役の顔!(月影先生ごめんなさい)
それから、「化粧品のメーカーまで吐き出させてやるわ」など、お肌がプルプルのくるみを妬むあやねの私情がちょいちょい挟まれているところも、面白いです。
好きなところ。
風早が強引に爽子の腕を引っ張って連れてきて、「龍のことすきなの?」と聞くところ。そう聞かれて、爽子は初めてしっかりと風早に対しての感情こそが「恋」であると認識します。頬を染めながら、「風早くんがすき」と心の中で言う爽子が、初々しくて本当にまぶしいです。今時、高校生でこんなピュアな恋愛をする子たちは、なかなかいないと思います。
おすすめ。
体育倉庫の前で繰り広げられる、くるみとピンの会話シーンも必見。くるみは風早が戻ってくるのを待っているだけのに、もじもじしながらその場からなかなか去ろうとしない彼女を見て、ピンは自分に惚れていると勘違いしてしまいます。そして、告白もされていないのにまさかの「わりーな!!俺ガキにキョーミねんだよ!!」と断り文句!(笑)そして最悪のタイミングで、風早が登場。くるみにはかわいそうだけど、ちょっと笑ってしまうシーンです。