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闇のパープル・アイ(篠原千絵)感想ネタバレ注意・親子2代に渡る辛い運命…。

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親子2代に渡る辛い運命。でも最後は救われる展開になってよかったです。

面白いところ。

恐怖や怒りなどの急激な心の変化が引き金となり、なぜか人間から豹に変身してしまう「変身人間」の血筋の人たちが主人公という設定。人がたくさん(そしてあっさりと)死んでいく話ですが、怖いもの見たさについつい最後まで読んでしまいました。残酷なシーンが多いので好き嫌いは分かれると思いますが、ストーリー展開は先が読めず、次第に引きこまれていきます。

好きなキャラ。

水島慎也。前半の主人公・倫子の彼氏で、後半の主人公・麻衣の養父。一途に倫子を想い続け、倫子と小田切さんの間にできた娘の麻衣を実の子供のように大切に育ててきた人。麻衣から告白されても、まだ倫子を愛していると言ってその申し出を断る彼の姿は、本当に素敵でした。優しくて真面目で正義感があって、「結婚するならこんな人がいいな」と思えるキャラです。

好きなエピソード。

死んだと思っていた倫子が冷凍保存されて生きていて、娘の麻衣が助け出そうとするエピソード。怪我をしていた慎也もまたその事実を知り、愛する倫子を助けようと動きます。しかし曽根原のせいで、倫子に再会する前に彼は死んでしまいます…。倫子が慎也の亡骸を抱きしめながら自分も炎に包まれていくシーンは、切ないですが特に好きなシーンです。

作者に関して。

篠原先生のマンガは、とにかく人がたくさん死んでいく作品が多いです。(他にも「蒼の封印」、「天は赤い河のほとり」など。)でも、残酷なシーンが多い分、それだけ迫力も増し、ダイナミックなストーリーになっているのだと思います。