単なる魔法少女ものじゃないところが面白いです。
面白いところ。
かわいい萌え萌え魔法少女マンガかと思いきや…そうではないところです。
キュートなはずのマスコットキャラは不気味なうえに毒舌だし、華麗にきめるはずの必殺技はタブーなはずの急所を集中攻撃、魔法のステッキはどんなものでもガッチリ締め付ける究極の工具、という感じで、ありえないアイテム満載です。
好きなキャラ。
好きというか、オススメはやっぱりエイナスでしょうか?
プリティランドを救う、という目的のために戦ってるはずなのですが、行動や言動が正義の味方、という感じはなく、手段を選ばない悪の組織のようなところや、形状もちょっと怪しいです。だがそこがいい、と思います。
好きなエピソード。
第2話。主人公の伊世が「通りすがりの森田まさのりキャラですけど?」と、森田まさのりキャラの顔真似で都合のわるいことをごまかそうとするシーンです。
読んだとき、笑いすぎて悶絶し、おなか痛くなってしまいました。
好きなところ。
細かくちりばめられている小ネタと、鋭いツッコミです。
往年の少年ジャンプのコミックのパロディも楽しいです。
この作者さんのカラーが目いっぱい現れています。
おすすめ。
普通の魔法少女ものとしても、読めないこともないと、思います。
基本は踏襲してると思うので…。ちょっと普通じゃないですが。
パロディに関しては好き嫌いの別れるところかもしれませんが、私は面白いと思います。大好きです。
作品に関する思い出。
週刊少年ジャンプで連載を終了してから、すごく間が空いての連載で、本当に、待ってました!という感じで、飛びつきました。
作者に関して。
ジョジョの荒木先生を尊敬している事で有名な作者さんですが、この作品にも当時最新のジョジョネタあります!
巻末のキャワワワ誕生秘話が切なかったです。