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秋への小径・全1巻(太刀掛秀子)感想ネタバレ注意・主人公響子の出生の秘密、謎めいた少年アロウの登場…。

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主人公響子の母親へ思いが、切なくて泣けます。

面白いところ。

母親が娘に冷たく当たっているのですが、それが何故なのか。また、主人公響子の出生の秘密、謎めいた少年アロウの登場など、深い物語にぐいぐい引き込まれます。親子が和解するまで、ハラハラします。

好きなキャラ。

アロウです。
この子の境遇にも切ないものがありますね。響子のあまりの境遇に、復讐するつもりが救いの手を差し伸べてくれる…。この話を読んだときはまだ幼かったのですが、今思えば、まさに「萌え」ていたのだと思います。

好きなエピソード。

短い話なので…。
エピソードというか、クライマックスへの盛り上がりのところが好きです。母親のもとを離れようとする響子を、実は愛していた母親が必死に追いかけるところ。そして、なぜそんな仕打ちをするに至ったかを響子に打ち明ける病室でのシーンが好きです。

おすすめ。

かなり昔の少女マンガなのですが、今読んでも全然古さを感じさせません。テーマも普遍的なもの(親子愛)なので、違和感なく入り込めると思います。ピアノやバイオリン、仕舞い込まれた手紙、など、散りばめられた小道具も美しいです。

作品に関する思い出。

りぼん本誌で掲載されてから、ずっと好きだったのですが、当時幼すぎてコミックスを手に入れる、という技を知りませんでした。そして、ぼろぼろになったりぼんを親に捨てられてしまい、長い間読めずにいました。マイナーすぎて、普通の古本屋さんでも手に入らず…。かなり大人になってから、かの「まんだらけ」さんで発見し、喜び勇んで購入し、今では大切にとってあります。久しぶりに読んでも、やはり思い出の中のまま、切なく美しいお話で、感激したのを覚えています。

その他。

今の私の娘くらいの年に読んだお話です。