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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(和月伸宏)・感想ネタバレ注意!勝つことがいつも正しいわけじゃない…。

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  • 一言感想:ただ勝てば強いわけじゃない。勝つことがいつも正しいわけじゃない、と教えてもらいました。

面白いところ

いわゆる少年漫画の王道である、弱い主人公が成長して強くなる・悪を倒す、といったストーリーがメインではないところがとても面白いと思います。勝った方が必ずしも正しいわけじゃない、生きていく中で何が正しいのかを見つけていかなければならない、という剣心の言葉に、色々と考えさせられました。人を殺してしまった罪はどうしたら償えるのだろう、誰かを守るとはどれだけの覚悟と信念が必要なのだろう。戦闘シーンの迫力はもとより、剣心の心情の移り変わりにも注目です!

好きなキャラ

始めは剣心の敵として、後に友として、初めのほうから最後まで登場する四乃森蒼紫が好きです!寡黙で長身の美男子キャラで、女性の目に留まる容姿ではあるのですが、何より彼の仲間思いなところと戦闘能力に惚れます!御庭番衆という江戸城の警護をしている集団の御頭として、剣心と戦う理由を“最強を手にして亡き仲間達に華を添える”為としていて、常に御庭番衆の部下達のことを大切に思っている姿が随所で見られるのです。戦い方は小太刀の二刀流が基本で、拳法も使えるうえに、元々御庭番衆が隠密だったこともあり様々な知識や経験も豊富。作品の中では敗北することが多いのですが、勝つことが正しいわけじゃないと唱える剣心の言葉がぴったりな人だと思いました。

好きなエピソード

京都編はるろ剣の中でも大変人気のあるエピソードだと思うのですが、その京都編の最後、道場に戻ってきた剣心と薫のやりとり。「お帰りなさい」「ただいまでござる」というシーンがとても好きです。京都に旅立つ前に、剣心が薫に「拙者は流浪人、また流れるでござる」と別れを告げたこともあり、剣心にとって帰る場所があるということはとても重要なことなんじゃないかなと思います。「おかえり」「ただいま」の言葉はすごく素敵な言葉だと思いました!

作品に関する思い出

この作品がきっかけで、高校時代からずっと仲良くしている友達を作る事ができました。るろ剣について二人で熱く語り合い、意気投合したわけですが、この作品がなかったら、もしかしたらその友達とは仲良くなっていなかったんじゃないかと思うくらいです。最近、実写映画化などで盛り上がってきているので、語りもますますヒートアップしそうです!