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感想・書評『マンガでやさしくわかるアドラー心理学:岩井俊憲』ネタバレ注意「登場人物に心理学者が本の中で語りかけます」(レビュー)。 #読書

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マンガでやさしくわかるアドラー心理学:岩井俊憲 登場人物に心理学者が本の中で語りかけます。

生活の中で誰しも、その人ではないと経験できないことがあります。その中でも困難な場面では、どのように考えたり捉えたりしているかは、自分でもなかなか分かりにくいのではないでしょうか。この本にはある主人公が登場します。

その主人公が仕事で悩んだり、躓いたりした時のことが読む人に良く分かります。状況や主人公の思いがマンガの吹き出し、風景描写などで良く分かります。主人公の葛藤の場面に心理学者アドラーが登場しアドバイスをするのです。難解な言葉でなく、分かりやすい言葉で、かつ話し言葉中心ですからなかなか良いのです。時折、表が出て来ます。「短所を長所に置き換える例」などがそうです。性格などが挙げられます。たとえば「暗い」は「物静か」、「頑固」は「信念が強い」などのようにです。この記述は「勇気を発揮するには?」の章にあります。勇気を発揮するために物事をポジティブに捉えることの効用に触れられています。人生を変えるための心理学という視点で書かれたこの書は、私にとってとても有効なものでした。