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ダークヒーロー三日月・オーガス。鉄血のオルフェンズは「止まるんじゃねえぞ…」だけのアニメじゃない!【私の愛したキャラクター】

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ガンダムシリーズ最新作の『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』。
私はとても大好きなアニメなのだが、二期終了以降、最終回間近に主人公の相棒、オルガ・イツカが発した「止まるんじゃねえぞ…」と言う台詞とその時のポーズ(銃撃を受けて倒れていたのだが、映画『サタデーナイトフィーバー』の決めポーズに似ている。)等から、昨今ネット上ではすっかりネタアニメ扱いされている事が悔しい。ガンダムシリーズ初の主人公死亡エンドということでも、あまり良い意味で無く話題になった印象だ。
鉄血のオルフェンズを見たことがないのに笑い物にしている人も多いのではないだろうか。
鉄血の主人公、三日月・オーガスはあらゆる所が主人公らしくない。しかしそこが堪らなく好きなのだ。
彼がガンダムの操縦技術に長けるのは天才だからではない。阿頼耶識を埋め込む手術(成功すれば素晴らしい操縦技術が手に入るが、失敗すれば死亡したり後遺症が残る。二期冒頭では失敗した者の悲惨な末路が描かれた。)を三回も受けた結果である。体力と根性の結果だ。天才が多いガンダム主人公の中では何とも泥くさい。
良い人でも繊細でもない。むしろ図太い。
一期では死に際に自分に介錯を頼み「ありがとう」と言おうとした敵(良い人そう。)をとてもめんどくさそうに撃ち殺し、騎士道精神から一騎打ちを望んだ敵を、意に介さず自分のペースでぶっ潰す。
二期ではハッシュという弟分が出来たが、パイロットに推したが面倒見が良かった訳でもなく、戦闘中邪魔だと思えば「邪魔」と言って放っておく。幼なじみのアトラから「子どもが欲しい」と言われ、あまり考えずに子どもを作ってしまう。
とにかく色々と型破りなのだが、それら全ての行動が「三日月ならしようがない。」「また三日月がやってくれたぜ!」と納得できてしまう、説得力の固まりのようなキャラクターなのである。
とにかく一度鉄血のオルフェンズを見てほしい。名場面は「止まるんじゃねえぞ…」だけじゃない!本当はとてもかっこいいアニメなのだ。