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キャスバル・ズム・ダイクン・機動戦士ガンダムthe origin「暁の蜂起」ロマンス【私の愛したキャラクター】

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数あるガンダムシリーズの中でも群を抜いて人気を誇るシャア・アズナブルの、後にクワトロ・バジーナを名乗る所以の3つまでの名前をなぞったまさに起源の物語です。主人公キャスバルは理由あってエドワウ・マスとして青年期を過ごしますが彼の野望と数奇な運命によりシャア・アズナブルとして士官学校に入学しそこでまた彼の裏切りであり復讐の対象となってしまったガルマ・ザビとの出会いも経験するのですが、本当にはなからシャアはガルマのことなどまるで無関心で頭の片隅で考えたり気にしたりしたことなど全くなかったのだということを知りました。

その無関心さが後にガンダム・シリーズで出会うアムロや、ララアに見せる執着心と反して矛盾というかクールで魅力的に思えてしまうのです。逆にガルマがあまりにもいい子で全然実力、実行力などないただの恋する普通の青年で終わったのだなと悲壮感の再認識しました。ただ一点、実は彼はかなり幸運なのではないかと思えるのが愛すべきシャアとの会話です。士官学校の訓練中シャアよりどうしても良い成績を取りたいガルマは出し抜こうとして逆に遅れ怪我まで負ってしまうという間抜けな結果にあいますが、さらに悔しいことにシャアに助けられます。雨により体も冷えて体力も奪われ危ない時に、簡易的な本当にガルマの上半身しか隠れないようなテントをシャアはガルマの為につくるのですがそのセリフが最高にかっこよかったです。「君の宮殿だ」ありえません。ただのテントにそれもぼろぼろの布で頭くらいしか隠れないのにまるで天蓋付の高級ベッドを配した趣味のいい部屋でくつろいでいるかのような扱いです。このようなセリフにいちいち痺れては癖になりとりつかれてしまうのです。