砂月くんとの出会いは衝撃的でした。アニメの歌は歌詞も曲調もキラキラしていて子ども向きなのだと思っていましたし、うたのプリンスさまっのぶっ飛んだ展開はとても面白くて、笑いながら見ていたのです。そんな時、本格的なロック調の歌が流れだし、一瞬にして私は心を奪わたのです。
それまでフワフワとした雰囲気を纏っていた彼が、鋭い目つきで雨に濡れながら歌うその姿はとてもかっこよく、その歌声はアニメの歌の概念を吹き飛ばすほど魅力的でした。一見俺様系の無愛想な彼は、メインの人格である那月くんを不安や悲しみから守る為に生まれた存在でとても優しい人。繊細で包容力のあるその人柄や溢れる才能と歌声にどんどん魅了されました。アニメに対する歌の概念が変わり、他のキャラの歌を聴いている内に歌詞や曲調・歌声全てにメッセージがあり何て素敵なのだろうとこの作品にハマってしまったのは言うまでもありません。続編での砂月くんは一段とクールでセクシーになっており、那月くん以外の人にもきちんと向き合うようになっていました。なかなか会うことはできないけれど、私はこれからもずっと砂月のことが大好きだよ。