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新約Marchen(著:鳥飼やすゆき)」2巻【感想ネタバレ注意!あらすじ】「宵闇の唄」「火刑の魔女」「黒き女将の宿」が収録。 #COMIC

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「新約Marchen(著:鳥飼やすゆき)」2巻。安定の美しい作画でMarchenを再現

「新約Marchen」とは、幻想音楽アーティスト「Sound Horizon」のアルバム「Marchen」のストーリーを鳥飼やすゆき氏がコミック化した作品。サンホラの難解な物語を鳥飼氏独自の考察の元、読みやすくそして美しい作画で描かれています。2巻には、「宵闇の唄」「火刑の魔女」「黒き女将の宿」が収録されており、特典で雑誌連載時に掲載した航海士イドルフリートが登場する「航海日記」が付いてきます。
鳥飼氏の凄い所はなんと言ってもサンホラキャラクターの衣装の緻密さで、ライブの衣装ほとんどそのままと言って良い程の完成度。レースの柄まで描き込まれ、一コマ一コマが美しく、それでいて漫画としても読みやすいのです。鳥飼氏は新約Marchanを描く前からローラン(サンホラのファンの事)であり、漫画の中で出てくる些細な表現からも過去作へのオマージュが見られ、鳥飼氏のサンホラへの愛情が伝わってきます。
「火刑の魔女」ではヒロインの一人修道女にオリジナルの名前が付き、独特な考察がされており興味深いものでした。「黒き女将の宿」も同じくヒロインの田舎娘に名前が付き、Marchan(アルバムの方)が発売されて数年経った現在でもまだこういう新しい考察もあるのかと驚きました。
この作品を読むにあたり注意していただきたいのは、サンホラの漫画や小説は全て「作家の解釈」であり「答え」ではないところです。ファンの間では暗黙の了解となっていることですが、あくまでも公式で答えを出さないことでサンホラを聞いた人の抱く感想を大事にするという意図があります。聞いた人間の数だけ答えがある、それがサンホラ作品なのです。