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感想・書評「金の国と水の国」(1巻完結) 著者 岩本ナオ」ネタバレ注意・犬の糞の片付けで戦争になってしまいます(レビュー)。 #読書

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「金の国と水の国」(1巻完結) 著者 岩本ナオ

あらすじ…昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日些細な事にケチつけてはケンカし合い、ついには犬の糞の片付けで戦争になってしまいます。神様は慌てて仲裁に入り、両国の長にこう言いました。A国は国で一番美人の娘をB国に嫁にやり、B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさいと。

そして当日、A国。嫁となる娘・サーラは婚礼の支度をしていました。サーラはB国寄りに住む長の妾の末娘で、百人くらいいる「お姫様」の一人。見た目は美人とはいえないが、おっとりとした優しい娘です。顔も知らぬ夫の妻となる覚悟をしていたサーラでしたが、家にやって来たB国の婿は人ではなく子犬でした。その頃、B国にもA国から嫁がそろそろやって来ます。B国の婿となる若者は、A国との境にある町の学者の倅・ナランバヤルです。ナランバヤルの元にも嫁を乗せた輿が届きますが、輿の中身は子猫でした。この出来事をきっかけに両国を巡る大騒動が巻き起こります。果たしてサーラとナランバヤル、そしてA国とB国の運命はいかに…。
「金の国と水の国」を読み終えて…とにかくナランバヤルとサーラにはキュンキュンさせられました。キスシーンはないものの、二人のハッピーエンドな結末には心の中で大拍手!本当によかったの一言です。物語の中にナランバヤルがサーラの行動に心を射止められる描写があるんですが、その時点でもうさっさとくっついちゃえよ!と思いました。二次元の男キャラクターをこんなにかっこいい!イケメン!となったのは久しぶりかも…ナランバヤルみたいな男が現実にいたらいいのに…なんて、つい考えてしまいます。「金の国と水の国」はクスッと笑えて、ナランバヤルとサーラの関係にキュンとして、最後は皆でハッピーになる。そんなお話です。