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青空エール1巻(河原和音・著)感想ネタバレ注意!あらすじ・人公である女子高生の小野つばさは、甲子園のアルプススタンドで応援するブラスバンドの姿を…。 #COMIC

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「青空エール」1巻 河原和音・著

主人公である女子高生の小野つばさは、甲子園のアルプススタンドで応援するブラスバンドの姿をテレビで見て以来、強い憧れを抱いていました。白翔高校に入学したつばさが、レベルの高い吹奏楽部に入部して初心者ながらも頑張っていく姿や、野球部員であるクラスメイトの山田大介との交流などを描いた少女マンガです。
部活に青春をかける登場人物たちがどこまでも爽やかで清々しく、見ているだけで心が洗われるような気持ちになる作品です。すぐうつむいて自分の足元ばかり見てしまう引っ込み思案のつばさが、山田くんに背中を押されて小さな一歩を踏み出す様子は、思わず応援したくなります。楽器の演奏技術を身につけることも大変だと思いますが、吹奏楽も野球もチームワークが要となるので、人間関係って本当に大事だよなと感じました。同じトランペット担当の水島さんは男子なのに、つばさが女の子だと勘違いしていたエピソードには笑いました。思い込みの強いところもご愛敬で、今後の成長が楽しみなキャラクターでした。