「ぷりっつさんち」5巻 松本ぷりっつ・著
長女のフーちゃん、次女のスーちゃん、三女のチーちゃんの三人の娘の日常生活をつづったコミックエッセイ第5弾です。
チーちゃんがまだ赤ちゃんだった前作「うちの3姉妹」の頃からずっと読み続けてきたので、成長した三人を見て感無量でした。フーちゃんがもう高校生だなんて、信じられないですね。月日が経つのは本当に早いなぁとしみじみしてしまいました。でも高校生になってもおっぺけぶり健在なフーちゃんを見たら、何だかホッとしました。こういう子は絶対道を踏み外したりしないだろうし、ゆるーく生きているように見せながらなんだかんだですごい人生を歩みそうで、将来が楽しみですね。ヨーグルトの食べ方を妹二人に真剣に伝授するエピソードには、大爆笑しました。また、ノートにほんのラクガキで書いたというトラの絵があんまり上手すぎてびっくり仰天しました。
何気ない日々を笑いながら過ごす一家の暮らしぶりに、あぁ自分ももっと楽しまないと損だよなぁと思えてくる素敵な一冊でした。