「花嫁と祓魔の騎士」2巻 石原ケイコ・著
新キャラクターのヨハンが登場しましたが、ハルほどのインパクトはないもののなかなか魅力的な男の子で楽しく読みました。チャラくてやる気のない感じで、すぐに疲れたと口にするヨハン。一生寝転がって暮らしたいから来世はコーヒー豆になりたい、というセリフに大笑いしてしまいました。でもいざという場面になると圧倒的な強さを見せる天才祓魔師で、そのギャップがステキです。このヨハンとハルの2人がいれば、今後もヴェールマン家はきっと安泰ですね。
そして相変わらず、小さい体で必死に無理をしてアンネを守ろうとするハルの健気さには胸打たれました。アンネもハルも口が悪いので、軽妙な掛け合いがすごく面白かったです。大悪魔メフィストとの戦いも無事に乗り越えてめでたしめでたしといった展開でしたが、次巻からは新章が始まるようなので続きが楽しみです。ハルの服装が短パンとハイソックスでますます子供っぽくなっていたので、もう少し大人に成長した姿も見たいなと思いました。
ありがとう寄稿。
初めて本書を読んだ時、友情の素晴らしさが伝わってくる、友達は大事にしよう、そんな感想を小学生の時に抱きました。
読みやすく、教科書に様々な解釈が記載されており、丁度良い題材でした…書評・感想「走れメロス(太宰治著)」読書感想文の宿題で選んだ本(ネタバレ注意)。 - ジャンプ部屋ブログ