「大正ロマンチカ」12巻 小田原みづえ・著
明の父が生前通っていたという孤児院の手がかりを探しに、創設者の家に入り込んだ一行ですが、屋敷内に別の人間がいて危うく鉢合わせしそうになるという緊迫した場面からのスタートでした。かち合わずに退散してこれたのですが、実はニアミスした人物は浅井藤間でした。浅井がなぜ明を手に入れようとするのか理由がなかなか明らかにならないので、話の先が見えずにハラハラさせられます。
また、レイヴィスからもエリーゼからも謝られるのが苦しくて一人泣く明は、痛々しく見えました。それでも自分にしかできないことをやって未来を変えてみせようとあがく明の姿は、本当に凛々しくて胸打たれます。そして明は、何をしようとしているのかを突き止めるために、一人で浅井の元へ乗り込む決意を固めたのでした。エリーゼもまた、葉山に触発されて前に進もうと行動に出ます。明、レイヴィス、エリーゼがそれぞれの立場から運命に抗って反撃を開始したようで、面白い展開になってきました。次巻こそ幸せな方向へ流れが変わることを願っています。
ありがとう寄稿。
修・遊真vs葉子のバトルの行方も気になりますが、スナイパーの千佳vs柿崎隊のオールラウンダー照屋文香とのバトルも気になります。修の新技は披露されました。以前の千佳は接近される前にペイルアウトする戦法でしたが、今回はどのような戦いを見せるのか気になります。
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