我が家の問題(奥田英朗著)で、結婚したくなりました。
先日読んだ奥田英朗著の「我が家の問題」に出てくる夫婦が素敵で、結婚っていいものなのかなぁと思えてきました。
夫婦間の問題を題材にした短編集で、6作品が収録されています。
その6組の夫婦が、それぞれに抱える問題とそれを解決しようと懸命になる姿が、夫婦でいることの意味を感じさせてくれました。
妻が献身的すぎて悩んでいる夫、夫が会社でお荷物なんじゃないかと心配する妻、両親の離婚を察知してしまった子どもなど、どの「我が家」も読み手から言わせれば「そこまで悩むことなのか」と突っ込みたくなります。
しかし、読み進めるにつれ、その問題が当事者にとってどれだけ深刻か、どれだけ問題かが分かっていき、読んでる自分が当事者になったような気分になり、思わずのめり込んでしまいました。
どんなに小さな問題でも、お互いを思いやるほど毎日苦悩するほど大問題になる。そのことが大切なのだとおもいました。
夫婦を繋ぐのは、契約ではなくお互いを思いやる気持ちだと気づかせてくれた作品でした。
近々続編が出るようなので、それも楽しみです。
ありがとう寄稿。
能年玲奈ちゃん演じる自分に自信のないクラゲオタクな女の子が、同じくオタクな女の子たちと暮らすアパートが取り壊しの危機になり、菅田将暉くん演じる女装が趣味の政治家の息子とタッグを組み、アパート取り壊しを阻止する内容なのですが、話の内容がおもしろいのはもちろんのことながら、菅田将暉くんの女装がとにかく綺麗すぎます。
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