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弱虫ペダルGR11話「サバイバル」感想&あらすじ・荒北が集団を離脱していく時の彼の独白が、本当に呟いてると言ったような声量と声色で…ネタバレ注意。 #ANIME

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12月16日弱虫ペダルGR11話「サバイバル」

 声優さんも含め、スタッフの皆さんがとても良い仕事したな、と強く思った回でした。BGMもさることながら、荒北が集団を離脱していく時の彼の独白が、本当に呟いてると言ったような声量と声色で、ああ、この人は本当に限界なんだなと、ひしひしと感じます。

 私がこのアニメで一番好きなところは、主人公以外のキャラにもしっかりとした背景だとか、信念があるところで、今回の話でもまた、荒北という人物を見せつけられました。少々大げさかもしれませんが、荒北の本質は武士に近いものなのだと思っています。それこそ、普段の言動や素行が悪かろうと、レースにおいては福富を絶対とし、彼のオーダーは決して違えない。上司と部下の関係であるならば当然の事かもしれませんが、二人は同級生です。そもそも、上司からの命令であろうと、絶対遵守するというのは、簡単な事ではありません。しかし、荒北は仕事をやり遂げ、全ての力を使い切って離脱していきました。その様は、君主を守って死んだ忠臣を彷彿とさせます。先頭に追いついた時に福富と荒北がハイタッチをするシーンがあるのですが、改めて見ると、自分が力つきる事を分かっていて、福富に意思を託したようにも見えてしまって、何とも言いがたい気持ちになりました。