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少年ノート全8巻(鎌谷悠希)感想&あらすじ・主人公は蒼井由多香という中学生の少年。河海市という街に…ネタバレ注意。 #マンガ

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感想

主人公は蒼井由多香という中学生の少年。河海市という街に引っ越してきた主人公は中学校で合唱部の歌声を聞き、入部を決め、ボーイソプラノとして活躍していくといったストーリーです。どこか透明感のある美しいタッチのイラストで、主人公やその周辺の感情の動きなどが瑞々しく描かれています。

感受性が強いのか、「朝の音」とかが分かるらしく、季節感を感じられる子は素敵だなあと思いました。その朝の音というのは「海から呼ぶような声がして太陽が音を連れてきてどんどん音が増えて大きくなる」のだそうです。私たち一般人は春の桜や若草の匂いとか秋の金木犀の香りとかその程度なのにそんなふうに情緒豊かな世界って素敵だと思います。

主人公の性格を見ていると、スッと通った純粋で芯のあるまっすぐさがとても素敵で、私の今お腹にいる子も男の子なのでそんなふうにすっきりとした性格になってくれないかなと思いながら読んでしまいました。世界は、キラキラと素敵なものばかりではないし、時に自分のプライベートな領域まで侵略してくるような頭のおかしな人にも少なからず関わってしまい美しい部分は削られていきますが、こんな中学生の間だけでものびのびと楽しんで生活していってほしいなと読んでいて思いました。