」で便利でお安く。一番記憶に残っているのは、あしたのジョー2の最終回です。
アニメの最終回と聞いて一番最初に思い浮かべるのは、やはりあしたのジョー2です。
パンチドランカーになった矢吹ジョーが最強王者ホセ・メンドーサとの死闘の末、コーナーベンチに座り込み「燃えたよ…真っ白に…燃え尽きた…真っ白な灰に…」と言い残しそのままエンディング。
ジョーは死んだのか？生きているのか？の議論は今だに続いている位、見た人の心に残る最終回だったと思います。
最大のライバル力石徹の死後、顔が打てない欠陥ボクサーになり、減量、パンチドランカー、数々の困難を全て乗り越えてたどり着いた最強王者への挑戦。そしてジョーを支える周りの人達。特に白木洋子のジョーに対する思いなど全ての人の思いがリアルに伝わってくるようでしした。
対戦相手のホセも試合前のジョーとの交流で互いに相手を認め合い、しかし実力では遥かに上のホセが、試合中、徐々にジョーを恐れていき最後は髪の毛が真っ白になるほど消耗してしまう描写も、試合には負けたジョーの魂を感じます。
全ての人が生き生きとして、それぞれの思いを抱き、自分もその中の一人になったような本当に切なく、それでいてとても熱くなる最終回でした。
