感想
主人公は大楽有彦という24歳の高校教師。彼は同僚であり同い年の五月弥生という女教師のことが好きで、ある日彼女と飲みに行き、その後にいい雰囲気になったところで、座ってたばこを吸う高校生くらいの少女を見つけ、いい雰囲気だったのにも関わらず彼女を保護、自宅までタクシーで送り届ける羽目に。
しかし、目的の少女の自宅に到着しタクシーの代金を払おうとするとなぜかタクシーの運転手が支払いは結構だと言う。なんと彼女は暴力団「白樺組」の組長の一人娘だったのです。彼女は主人公の事を気に入り、次の日から主人公の仕事場である高校に転校し、なぜだか卒業までの期限付きということで主人公と少女、白樺綾は同棲することになるのです。
1990年代の作品だそうですが、実際にこんなふうにタバコを吸う少女というのは今も存在するし、20年以上経ってもあまりそういう非行については進化しないようですね。それにしても、弥生という女教師のことですが、イラストの感じだと少し積極的でとっても綺麗な女性に描かれているのに「五月弥生」ってもう少しいい名前を付けられなかったんでしょうか。なんだかややこしくてかわいそうです。作品は青年漫画なのでそれなりにセクシーなシーンもありますが、ジャンプで連載されているちょい作品と同じくらいのだと思います。