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逢坂大河(あいさかたいが)とらドラ!の感想・ちっちゃくて凶暴で可愛くて、手のひらサイズの「手乗り虎」です…(好きなキャラ:ネタバレ注意)。 #COMIC

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逢坂 大河(あいさか たいが) - 『とらドラ!』

普段アニメはあまり観ないのですが、知人がアニメ好きだったのでなんとなく一緒に観ていました。
正直、「萌えアニメ?」と侮っていた感があります。
観ながら何度も泣いてしまいました。笑

私が好きな主人公の女の子、逢坂大河。
通称「手乗りタイガー」。
ほんとにちっちゃくて凶暴で可愛くて、手のひらサイズの「手乗り虎」です。

そして大河と縁を持つのが、同級生の高須竜児。(ああ、だから『とらドラ』なんですね。)

ストーリーは笑えたりシリアスだったり、時には穏やかじゃない、女同士の一対一の決闘シーンもあり。
どの登場人物に感情移入をするかで、ひとつの同じ場面でも全く違う印象を覚えると思います。

私が一番好きな場面は、プールの授業中にトラブルが起き、それまで微妙な関係だった竜児を前に、大河が感情をむき出しにして激怒しながら号泣してしまう場面。

凶暴なのに繊細で、ほんとに、小さな「虎の女の子」そのものです。

そしてもちろん、ラストシーン。

この作品で凄い・偉いと思うのは、高校生の主人公二人を描き、ジェットコースターのようなクライマックスを迎えながら、安易にスイーツなエンディングにしてしまわずに、現実を踏まえたひとつの「ハードル」をきっちりと置いてあげている所です。

だからこそ、あのラストシーンで大河の髪が揺れたとき、本当に気持ちよく自然と笑顔になることができるんですよね。

もちろん、私は泣きましたけどね。笑