「フルーツバスケット」の最終回
当時、学校で爆発的に流行っていた「フルーツバスケット」休み時間に皆で回し読みして楽しんでいました。
まず最初に、主人公の女の子が透(とおる)という男の子みたいな名前であることに衝撃を受けたのを思い出します。
最終回直前まで、透がネズミと恋に落ちるのか、猫と恋に落ちるのかわからずにドキドキハラハラしながら読んでいました。回し読みしていた仲間内で、ネズミ派と猫派にまっぷたつに割れてよく議論していました。
私はネズミ派で、作中にどんなに猫寄りの描写があっても、最終的に恋に落ちるのはネズミとだろうと思っていました。だから、最終回に透と猫が恋に落ち、結婚というか駆け落ち同然で2人で遠いところへ引っ越すというラストは非常に衝撃的でした。
完全ネズミ派だった私は、落胆まで覚えたほどです。最後に辻褄合わせのように出てきたネズミの相手役の女の子まで気に食わず、納得出来ないよねーと、ネズミ派の仲間内での議論が収まりませんでした。懐かしい思い出です。