一言感想
迷いを振り切ったカズキの一直線な強さと想いが熱い巻
面白いところ。
今回の敵はホムンクルスではなく、同じ高校生の人間です。信奉者としてホムンクルス側に回った双子の姉弟と戦うのですが、成長したカズキのライバルとしてかなり強いです。二人との戦いも勝つ方法も熱く激しくて面白いです。
好きなところ。
4巻はカズキの熱い想いが光った巻だと思います。迷いの無くなったカズキの言動は一直線そのもので、敵の二人も斗貴子さんも正体がバレるのを恐れ武装錬金を使うのを躊躇うなか一人なんの躊躇もなく2人を助けるため使ったりします。ここからがカズキという主人公の真骨頂かなと思います。
好きなキャラ。
カズキの妹のまひろ。カズキの妹らしくちょっと天然の入った子でしたが、だんだん磨きが掛かってきました。医者のコスプレをしたり、斗貴子さんと桜花の戦いの振動に気付くも友人に脳が揺れてるだけと言われたり合間にはさまれるボケが多くなってきました。そんに登場回数の多いキャラではないですが、個性的で可愛いと思います。
好きなエピソード。
敵だった桜花と秋水の二人を守ろうと斗貴子さんとすら戦うシーン。戦うと言っても斗貴子さんの攻撃から二人を庇うだけですが。本気で二人を殺そうとする斗貴子さんの猛攻から守り、「妹や友人とどっちを守りたいんだ」と言われても「どっちも」と即答で一切引きませんでした。その秋水に後ろから刺されても庇ってくれた桜花を助けるため秋水に協力し、まったくブレないカズキが格好良いと思います。
おすすめ。
カズキの「みんなを守りたい」という気持ちがある意味結実する巻でもあるのですごく熱いです。でもブレないカズキの行動に感動できるのでとても面白いと思います。