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聲の形(こえのかたち)4巻/感想&あらすじ・将也は昔、硝子のことを苛めていたけれど…(ネタバレ注意)。

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聲の形 こえのかたち4巻/やっぱり母親は子供が大切

聴覚障害の女の子、硝子と、小学生の頃その子を苛め、後に自分も同じ目にあい、苦悩、反省し、硝子に謝りに行き、再び交流し始める将也のお話です。
今回は、硝子の家族について書かれていましたが、母としては共感できるものがありました。
聴覚障害の子を産んだ事。子供に対しての罪悪感はあるでしょう。そして「君がこんな子を生むなんて聞いていない。騙されたんだ」「あんたか硝子が前世で悪い事をしたから硝子は耳が聞こえないんだ」「こんな子はうちにはいらない」と罵り、離婚を迫る無責任で横暴な旦那とその両親。その悲しみ、苦しみ、悔しさは如何程であろう。

お母さんは、硝子を愛していたからこそ強くなって欲しかった。それは、子供の目には冷たく厳しいだけの母親に見えたとしても。その気持ちは母親ならやっぱり共感できるのではないでしょうか。
そして、将也は昔、硝子のことを苛めていたけれど、今は将也のおかげで硝子もその家族も救われていってる。
将也は耳の聞こえない硝子と話す為に手話を習い、昔壊した硝子の補聴器の代金も弁償しようとした。色々な努力もしたし、罰も受けた。空っぽになってしまった将也もまた、硝子のおかげで救われている。本人は、まだ、それを良しとはしていないけれど。将也が早く自分を許せればいいなと思います。