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花よりも花の如く12巻/感想&あらすじ・作中で911があり、時間の流れに少し驚きました…(ネタバレ注意)。

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花よりも花の如く12巻・今回も大忙し?

主人公の憲人がさらに忙しくなってきた印象の12巻。
今回は青森で能の公演後、叔父夫婦や弟のいる神社での神事を手伝います。
そこで帰省中のゴスロリ少女に出会って、彼女の丑の刻参りを目撃してしまってから、なんとかならないかと行動を起こします。

この巻もですが、最近新しいキャラクターが出てくるとその人にばかり焦点が当てられている感じで、他の人はたまーに出てくる程度。
しかも肝心の能舞台への稽古や思いや準備もそこそこにしか描かれていなくて、なんだか物足りない気はします。出来事から出来事へのインターバルに能がある状態ですね。

作中で911があり、「この本ってこんなに前から連載してたっけ…」と時間の流れに少し驚きました。1年に1冊ペースですから(確かもっと長く開いた時もあったし)時間も経ちますよね。

いろいろ不満もありますが、最後のシーンのせいで(?)続きが気になります。
ペースが変わってなければ、新刊は今年の秋ぐらいに出るのかな?