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さくら荘のペットな彼女第10話/アニメ感想&あらすじ・リタも空太同様、ましろの天才さに対して思うところが…ネタバレ注意。

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さくら荘のペットな彼女第10話キライキライ、ダイスキ

主人公の空太はさくら荘で同居している仲間たちの秀でた才能に対し、自身の凡人さに落胆しつつも前向きにその仲間たちと過ごします。放送当時高校生だった私も、特に秀でたものを持っていない自分の将来に頭を抱えていたため、空太の気持ちに共感していました。このアニメを見て何度勇気づけられたかわかりません。部活で失敗した時や勉強で行き詰った時、学校で落ち込むことが起きた時、気づけばこの作品を見ていました。主人公に共感してたからこそ、見てやる気になったり元気になったりできたのでしょう。それほどこの作品は私の青春に大きく関与していたと言えます。それから私は無事高校を卒業し、親となった現在でも行き詰ることは絶えずあります。そんな時、当時ハマっていた「さくら荘」を久しぶりに観て、懐かしみながらやる気を出そうと思いレンタルしてきました。とくに最もお気に入りの第10話について書こうと思います。

前話「秋の嵐がやってきた」で初登場するリタが抱える不満の話です。リタも空太同様、ましろの天才さに対して思うところがあったそうです。リタがましろといた期間は空太とましろの期間に比べたら圧倒的に長いので、長年思いつめていたように描かれています。これから迎える文化祭の増援としてリタを説得するのですが、ましろの何気ない一言でリタの不満が爆発します。自分が画家だとして、超有名なプロから「あなたは絵が上手だね」なんて褒められたら画家としてもそうじゃなくても、プロに認められることは嬉しいことですよね。認めてもらえたことを誇らしく思うはずなのに、リタは違います。過去にましろと比較されて、好きなことを「才能ないから諦めろ」と言われた上、唯一一緒に頑張ってきたましろが自分のことを見てくれなかったことにショックを受けたこリタは、画家ではなく漫画家として成功を収めたましろを攻め立てます。世の中才能ある人ばかりちやほやされて、頑張って努力してる凡人は見てくれもされない、それを別の内容で描写しているようです。最終的にリタは、「才能あるなしに関わらず自分のやりたいことをやればいい」と、赤坂と空太に気づかされます。才能を比べてしまうのが人間であると同時に、才能ある人を参考にして自分のやりたいことをやるのも生き方のひとつだと学んだ内容でした。