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ワンピース第748話「おれの恩返し」感想&あらすじ・ネタバレ注意!反体制側のコロシアムの面々がルフィに加勢です…週刊少年ジャンプ感想26号2014年

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ワンピース第748話「おれの恩返し」(尾田栄一郎)

 知らず知らずのうちに体制側(今エピソードではドフラミンゴ側)とは逆の勢力の信頼をルフィが勝ち得て、反体制側の徒党になる、というワンピースらしい展開。作品全体を通してだと、一番は頂上戦争の時に、インペルダウンの脱獄者たちを引き連れてルフィが参戦したケースですが(あの時も相手が世界政府なので、体制側に反逆する反体制の集団、という形になっていました)、一種のこの作品なりの様式美として、今回は同じく反体制側のコロシアムの面々がルフィに加勢です。

 頂上戦争以降描いているのは、ルフィの器は「麦わらの一味」の仲間だけにとどまらず、もっと広く人を引きつけるということなので、現在一味の一部(ナミ・サンジら)とは別れていても、新たに加勢してくれる連中が現れる、というのは納得の展開。こういう固定の一味にとどまらず、広く人を引きつけて徒党になれるルフィが、ドフラミンゴ側の「ドフラミンゴと幹部のみ」のような、一握りの仲間とだけ閉じているのと対照されているのは明らかだと思うので、今エピソードのラストバトルは、物理的なバトルに、ルフィ、ドフラミンゴそれぞれの「仲間観」の対立がかかってきそうで、面白そうです。