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ネタバレ注意!漂流教室のラスト/最終回感想&あらすじ・異色SFではなく、家族の愛情や少年の成長物語…。

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漂流教室のラスト、まさかそう来るとは……!

漂流教室の最終回は驚くと同時に深く感心して、また同時に考えさせられました。
突然異世界に飛ばされて子供たちだけのサバイバル生活で、ひとつ問題を片付けるたびにもうひとつ問題が持ち上がり、更には元々いた世界の主人公のお母さんとの繋がりが太くなりそして元の世界に戻れる希望が出て来て、どうなるのかと続きを読むたびにハラハラドキドキしたものです。
そして最終回……読み終えた時は、放心しました。ちょうど最初に読んだ時は私が学生の頃だったので、よけいに。

皆は戻れない、戻れるのは1人だけと分かってユウちゃんを戻すことを選んだ翔たちや、実は1話目から伏線としてあった泥棒の欠けた顔と手がそこで出て来る事にも驚き、翔の日記やユウちゃんの三輪車にも、とにかく圧倒されっぱなしでした。
あんな世界に残る事を選んだ翔たちの事を考えると、彼らの成長っぷりや、あるいは小学生という子供特有の楽観さも加味されているとはいえ前向きさに心を打たれます。もし私ならどうしていたかと考えると、最初の方で屋上から落ちていた方かもしれないと思うだけに。
翔の日記を読んだお母さんの、それまでどうしても息子を取り戻したい、息子のためなら狂人と呼ばれても構わないという気迫から、向こうで生きていくという翔の決意を受け止めて穏やかになったのもひどく心に残ります。正直、このお母さんの心境は小さい頃は全く分からなかったのですが、ある程度大人になると、この人がどれだけ愛情深かったのか、どれほど家族のことを想っていたのかが分かって、読むたびに思い知らされる事もあります。
ただの異色SFではなく、家族の愛情や少年の成長物語、そして今自分たちの身近にあるものがどれだけ大切なものなのか、それを教えてくれる話だと思います。