一言感想
キラ・ヤマトはレイ・ザ・バレルと闘った時に彼もラウ・ル・クルーゼと同じ存在であることを悟る。クローンとしての自分の運命を受け入れ、「自分はラウ・ル・クルーズだ」というレイをキラは拒絶する。自分は自分以外の何者にもなれないのだと…。それは今まで運命として受け入れてきたレイには衝撃的な言葉であった。
最終戦争は混迷を極める中、キラはギルバート・デュランダル議長を撃ちにいく。
二人の話し合いは平行線をたどり交わらない。「それでも明日が欲しいから」というキラの言葉がレイに響き、変わらない世界を望むデュランダル議長を撃つ。
そのままタリア・グラディス艦長とレイと共に炎に飲まれる姿はひとつの家族のようであった。
メサイヤは爆発し、闘いは終わりを告げた。
好きなキャラ。
キラ・ヤマト。
前回は最高のコーディネーターという現実に押しつぶされそうになっていたが、今回はデュランダル議長に言われてもきちんと向き合っている。
最高のコーディネーターと知っている人には言われるが中身は傷付きやすい青年でしかないキラ。
最後に人間に対して銃を向けたのには驚いた。
作品に関する思い出。
闘いだけで終わったので続編を期待してしまった。これ以上望むのは贅沢かもしれないが、是非その後が見たい。
- 機動戦士ガンダムSEED(シード)DESTINY(デスティニー)
- FINAL PHASE 最後の力
- 声の出演 シン・アスカ:鈴村健一 キラ・ヤマト:保志総一郎 ラクス・クライン:田中理恵 カガリ・ユラ・アスハ:進藤尚美 アスラン・ザラ:石田彰 レイ・ザ・バレル:関俊彦 ギルバート・デュランダル:池田秀一 他
- 監督 福田己津央
- 主題歌 Wings of Words