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ネタバレ注意!dear/最終回感想&あらすじ・キサラも始めと比べると別人みたいに大きくなっちゃって…。

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dearの最終話、扉絵から泣けます。

藤原ここあさんの作品「dear」は本当に素晴らしかったです。設定が曖昧だったり分かりづらかったりする部分はありましたが、人の内面がよく描かれていてとても楽しめました。「フルーツバスケット」が好きな方は、この作品も気に入られると思います。何よりドキドキするのは、男性陣のモノローグでしょうか。大抵の少女漫画はヒロイン目線が多いですし、男性側の気持ちも表情だけで表されていることが多いですが、藤原さんの描く作品は男性の方がベタ惚れです(笑)

それにしても、シグマはいつみてもシュールですね。扉絵も必見です。これは多分、未来のエピローグみたいなものでしょうか。チルハの笑顔が最終回を感じさせますよ(泣)さて本編ですが、シグマの気持ちも分かります。欲しくて欲しくて淋しくて、どうしても手に入れたいものが手に入らない。誰だって弱いから、だから壊したくなる。シグマが悪者とはどうしても割り切れないですね。
キサラも始めと比べると別人みたいに大きくなっちゃって。チルハの自殺を止めるシーンはよくある展開でしたが、キサラが幸せそうで本当に良かった。昴が一番設定が曖昧で、力技で最後まで持っていった感は否めませんが、彼の立ち位置も恋愛も面白かったです。恋愛枠というよりはお色気とお笑い担当のプリノさんでしたが、彼女のスピーチでお話を締めるところもすごく感動的でした。私的には、彼女が一番の語り手なんだと思います。本当に読んで良かったと思う作品でした。