漫画魔法陣グルグル最終回…感動シーンでも容赦無くギャグをぶち込む作者に脱帽
魔法陣グルグルは愛読書です。
長きに渡る連載で、最終回の巻あたりが絵がガラッと変わっているのが、絵が可愛いのにギャグが酷いのが好きなのになぁーとショックがありました。
三頭身から四頭身になったぐらいの変化ですけど。
魔王との戦いは、やっぱり最後もギャグなんだ〜と作風もあり作者のギャグのキレがこれだけの連載が続いていたにもかかわらず、衰えていない所がもうたまりません。
感動シーンにいかなるギャグが入ってもすんなり受け入れるこの精度、大好きです。
魔王を封印し、ずっと心に秘めていた想いを伝えたいヒロインククリ、しかし、そんな場合じゃない勇者ニケ。
いや、リアルにRPGの世界があるのならあり得なく無いシチュエーション。
物凄くトイレに行きたい!って感動シーンなのはニケもわかってるし、でも生理現象だもんねって魔王封印がかかった告白なのにククリ可哀想って思うよりあるよね大事な時にトイレ行きたくなるってと同感の方が勝る読者の共感を誘う作者の腕に脱帽(笑)
ついに両想いかっ!どーする!と恋愛ドラマの告白シーンばりにドキドキしてたのに斜め45度から裏切られた〜!
最終的にサッパリ王子が出て来てサッパリの意味合い今迄と違うじゃんと、やられたーそうきたかー!そう回収したかー!という、私は予想してなかったけれど、予想できた人はできた人で物凄く嬉しくなるはずです。
理想郷での暮らしに飽きた2人が地上に戻ってくるエンディングも冒険せずにはいられない気持ちを上手く描いてるなあ〜とRPGの世界にファンタジーの世界に飛び込みたくなるような、あー終わっちゃったと、いう気持ちよりも私も色んな冒険しよう!って思いを掻き立てられる作品でした。
全キャラクター好きですが、本編には一回しか出てこなかったかな?
イイモデードが好きです。
すみませんかなりマイナーなキャラクターです。
植物ですけど、生態は名前を逆から読んでもらったら良いかと(笑)
最終回も含め、こんなに惹きつけられるのは作者の実体験などが組み込まれていて、ギャグのネタのソースが世界観からかけはなれてるのに上手く組み込まれてるのが本当に凄い!