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ガラスのむこうに花束を(水沢めぐみ)感想&あらすじ・芸能人に恋する女の子のお話、等身大の女子中高生が…ネタバレ注意。

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一言感想

夢見がちな乙女心溢れる切な可愛い少女漫画

面白いところ。

『ガラスのむこうに花束を』は、芸能人に恋する女の子のお話です。
自分とは違うテレビの向こう側にいる人に募る想いとか、すれ違うこともできないしお話もできない、それでも好きだと思う葛藤など、芸能人相手に関わらず、片思い経験者にはかなり心にぐっと来ます。
どのお話も恋愛のお話中心ですが、それだけでなく、好きだと思う気持ちを励みに何かを頑張ったり、それを糧に心が成長していく姿は、等身大の女子中高生がそのまま描かれているようで共感して頷きながら読みました。

他にも、単行本内に全3話、どことなく繋がりのある話で、一冊読み通して色々な形の現実感のある恋を楽しめます。

好きなエピソード。

二つ目のお話の『南ちゃんの夏休み』。
幼馴染の二人が思春期らしく無意識のうちに少しずつお互いを意識して、近かった距離が少しずつ離れていく、微妙な距離感が幼馴染ならではです。
もう子供じゃないんだから「たーくん」「みー」なんてあだ名で呼び合うのをやめようと言われた主人公南ちゃんの、たーくんへの切ない気持ちが身にしみます。
個人的に、幼馴染の恋愛は究極の恋愛だと思っているのですが、わたしの中でこのお話が1番自然に心に読み込める話だと思っています。

作品に関する思い出。

この漫画を購入した当時、主人公の女の子たちと大体同じ年頃だったんですが、こんな恋してみたいな、憧れるなとキュンキュンしていた記憶があります。
それが、大人になってこれを読み返すと、思い当たる節があったり、自分の中学・高校生の頃を思い出して、納得したり感心したり。
身近に感じるなと思いました。