岩崎月光 月光条例(藤田和日郎)
藤田先生と聞いて分かる方も多いと思いますが、うしおととら、からくりサーカスなどを描いた方で、月光条例では青い月が昇る時、お伽話のキャラクターが飛び出すという不思議な話。
岩崎月光は一言で言えば不良で、お伽話なんて何もしらないレベルだったのですが、青い月を見たキャラクターは暴走し、読み手の世界を暴れ回り、本のキャラクターの主人公が本の世界に戻らなければそのお伽話が消滅し、読者から存在を忘れられてしまうとキャラクターの鉢かづきに助けを求められ、原因を解決させていくうちに、月光の誰よりも優しく、守りたいという気持ちが伝わるのと新しい敵、疑問点などどんどん現れ、どうなるのだろう?と読み続けてしまい、最新刊を読み終えると次はまだかまだかと焦ってしまうのが何日も続いてしまいました。
お伽話のキャラクターは日本の昔話だけではなく、赤ずきんやシンデレラ、アラビアンナイトと世界各国を代表するようなキャラクターも出てきて楽しめると思います。