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世紀末のエンジェル(倉橋えりか)感想&あらすじ・主人公・鈴花と、相手である尚人の周りには…ネタバレ注意。

少女マンガ りぼん
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世紀末のエンジェル

『世紀末のエンジェル』(倉橋えりか)が好きでした。
未だに思い出すと胸がほっこりしたり、せつなくなったりします。
昔のりぼんは年齢層も今より上だったと思うんですが、
小学生の私にとっては、少し背伸びした、落ち着いた内容だったのも印象的でした。

好きだった人が交通事故に遭い、
幽霊離脱してしまったその霊と一緒に住む、
というところから話がはじまり、
そこからどんどん複雑な背景へと導かれていくのですが、
恋愛のみならず、ミステリー的な要素も話を盛り上げる魅力だったと思います。

また、主人公・鈴花と、相手である尚人の周りには、
そのお互いのほかに、多くの報われなかった想いに苦しむ人たちがいて、
それを丁寧に描写していたのも印象的でした。

主人公たち以外の負の感情は、決して「悪役」の恨みに終わらず、
人間そのものの苦しみ、諦め、思いの強さなど、
踏みにじられてはいけない、むしろ愛おしいもので、
それを含めて駆け抜けてゆく主人公と、
彼女を支え、自らも進んでいこうとする仲間たちには、
子供ながらに憧れを覚えていました。

また、霊や前世というキーワードを、ファンタジックすぎずに、
日常の中の人間の感情の流れとうまく絡ませてあったのも、
物語が最後までだれずにうまく終わった理由だったのかな、と思います。

今までたくさん漫画を古本に出してしまいましたが……
これだけはずっと好きでとって置いてあります。