一言感想
この巻でも、ユーリがキラキラと輝きを見せる。何とも言えない、辛さとすがすがしさとうれしさを兼ね備えた巻だと思った。
面白いところ。
イシュタルの偽物が現れた。それを伝えようとするも、それが罪との事で、安息の地に行かせられることに。そこは、安息とはかけ離れた場所であり、七日熱にかかったものが死を待つところだった。そんなところに入れられ、最初は怖くてしょうが無かったが、そんな時、アスラン発見。アスランのお陰で、ユーリらしさを取り戻す。
と言っている間に、何日もたつがいっこうに七日熱にかかる気配がなく、ウルヒもハラハラ。そんな時、町ではユーリが熱にかからない奇跡の人だと噂になっていた。そして、町にお医者さんを探しに来ていたら、偽イシュタルと遭遇。七日熱におかされた赤ちゃんをなでてあげられず、突き放してしまうが、ユーリはそれを抱き上げ医者に。
そんな事をしてしまった為今度は、牢屋に。でも脱出。そこにカイル王子登場。イシュタルと判明。みんな納得し、罵声を浴びせたもの、牢屋に入れてしまったもの、全ての人が死刑と一瞬言われるが、そんなことは絶対にしない二人がみんな大好きです。となんだかんだで、ウルスラまでの女官に。ユーリのお世話係は、ユーリを殺そうとしたものと罵ったものばかり。ユーリの心の大きさを思い知らされる。