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丘の家のミッキー2[最終]巻(久美沙織&めるへんめーかー)感想&あらすじ・主人公は「超」お嬢様学校である私立一貫女子校、華雅学園に通っており…ネタバレ注意。

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  • 原作:久美 沙織
  • 漫画:めるへんめーかー
  • 色々なことを吸収して変わってゆく未来。

面白いところ。

父親のたっての願いで「神奈川県の葉山」にある一戸建てに引っ越した主人公の浅葉未来(あさば みく)。もともとは都内の「超」お嬢様学校である私立一貫女子校、華雅学園に通っており、転校先の森戸南女学館でのジェネレーションギャップに毎日あたふた!女の子がこんなはしたない事をするなんんて!!そんな時、父が自宅のボートハウスを提供していた少年たちと出会い、男性に対して潔癖だった未来も彼らに少しずつ心を開いて行きます。しかもその少年の中には森戸南での同級生、麗(うらら)の兄が。麗の兄との交流により、変わって行く未来の心情が見所です。

好きなキャラ。

西在家 麗(にしざいけ うらら)。始めはこんなに良い友達になるなんて思ってもいなかったキャラクターでした。とてもサバサバしていて好感の持てる女の子。時折出てくる昔の話も気になります。

好きなエピソード。

収録されている読み切り作品「Good Taste,Bad Taste フェアリー・テイル」コミックなのですが、まるで絵本のようなファンタジーの世界に入り込める作品です。

作品に関する思い出。

キラキラとした絵柄が多い中特に際立って「メルヘン」な雰囲気を醸し出していた画風にすっかり虜になってしまいました。当時近所の書店になかなか他の本が無く残念でした。

おすすめ。

世界観が濃すぎる!という感想を持つ方もいるこの作品。ですがコミックスは全2巻なので一気に浸ってしまえます。コミックから興味を持った方はコバルト文庫から原作の小説が多数出版されています。