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ベルサイユの薔薇/感想&あらすじ・オスカルの将軍としての気持ちと、女としての気持ちが…ネタバレ注意。

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ベルサイユの薔薇

フランス革命より少し前のお話。あの有名なマリーアントワネットを中心とした世界で起こる恋愛観。自由な恋愛ができない中でどう生きていくかを描いている。昔ながらのキラキラした絵だがきらびやかであったであろう宮廷での生活をより引き立たせている。

女であることを捨て将軍として男として育てられたオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェや子供のころからオスカルのそばに付き添い恋していたアンドレ・グランディエそしてスウェーデンの名門貴族であるハンス・アクセル・フォン・フェルゼン。

マリーを含む4人の恋愛関係も見どころである。

オスカルの将軍としての気持ちと、女としての気持ちが揺れ動くさま、それを言葉にせずとも支えるアンドレ・・・見ているととても切なくなってくる。今の時代に読んでも色あせることなく、また読み応えのある漫画であると思う。