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僕の初恋をキミに捧ぐ(青木琴美)感想&あらすじ・好きなキャラ、繭。芯の強さがハンパない…ネタバレ注意。

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一言感想

とても切ない、恋愛。だけど、なんか見てしまう。やっぱり男の子より女の子のほうが強いのかな、なんてのも思ったり。人生について考えさせられる1巻です。

好きなキャラ。

繭。芯の強さがハンパない。人は、相手を思うとここまで強くなれるのかと思わせられる。そして、その芯の強さは、誰も曲げる事が出来ない。そんな風に人が芯を持って生きられれば、人生は充実したものになるんじゃないかと思わせられた。でも、大好きな逞の事になると、一変。行動一つ一つが気になってしまう。その為、過保護になりすぎてしまい、逞からみたらやるせない事ばかり。反対だったらいいのかもしれないが、でも実際は、やっぱり女の子が強いのかも。

好きなエピソード。

逞が、自分の運命を知った後、周りの言葉の一つ一つが気になり始めてしまう。そんな時、運動会で、スターターに。ふと、今死んでも一緒ではないかという思い。その時、繭が止めようと騎馬から落ちるが、その時お互いに運命を知ってしまう。

おすすめ。

出会ったころの子供の時の話。泣き虫の逞と負けん気の強い繭。一緒に遊んでばっかり、お互いが大切な存在に立っていた時に、たまたま聞いてしまった、逞の病気のこと。その後の繭の行動がとてもせつない。でも、絶対に離れない、治したいと思うその子供心の素直さがとても心に響く。