- 作画は少女漫画タッチに。でもあのギャグは健在です!
面白いところ。
星野夢実(ほしのゆめみ)は両親の海外出張中に学校中の人気者、天湖森夜の家に居候する事になりました。どうやら転校を嫌がっていた娘の為に父の会社の部下に当たる関係だった天湖さん宅にお願いしたそう。学園中の憧れの的の天湖くんの家に同居できて夢実ちゃんはとっても幸せ♪でもあの岡田あーみん作品、平和な同居生活など送れるはずなどありません。個性的すぎるお母さん、実はクールじゃなくて天然だった天湖くん、個性的すぎる同級生など学園生活はもう大忙し!
好きなキャラ。
天湖ゆり子。夫に「妻は神経が少し個性的なんです」とサラっと言われてしまう素敵な行動を起こす奥様。この物語の重要人物にもなってくれる彼女が大好きです。
好きなエピソード。
「第9回 天湖家のある日」カゼを引いて倒れてしまったゆり子さん。彼女に代わって家事をこなそうとする夢実ちゃんですが、その隙に大事な森夜に手を出されたら大変!と母ゆり子の暴走はいつにも増してヒートアップ。ガス警報機の中の人が最高でした。
作品に関する思い出。
連載当時は突然画風が変わってしまい少々残念でしたが、いつものギャグパワーはは健在どころかパワーアップしているかもしれません。相変わらず爆笑していました。
おすすめ。
今までの作者の作品では画風がちょっと受け付けない、という方でもこの作品からなら入りやすいと思います。少女漫画色が強く、かついつものギャグも健在で異色ラブコメディーといった感じです。
作者に関して。
作品解説によると、デビュー作の光太郎、次作の危脳丸に続いて天湖森夜がお笑い3代目キャラだそうです。3代目は愛咲ルイだと信じて疑わなかったのですが、彼が隠れた3代目だったのですね。