お湯や水で変身しちゃう難儀な人たちの日常。大変なはずなのに楽しそうなのが不思議です。
面白いところ。
呪われた泉に入ったせいで、水とお湯で様々な姿に変身する体質になった人たちが登場します。武道家が多いので、それぞれの姿(乱馬は男の姿、女の姿)で登場しては闘っています。変身してしまう弱点を逆手にとってうまく戦ったり、死ぬ気で隠し通し続ける登場人物たちが元の姿に戻れるよう奮闘しています。
好きなキャラ。
良牙くん。可愛くて仕方ない!乱馬のように、彼は水で子豚に変身します。その姿も可愛いけど、方向音痴だったりとにかく乱馬に戦いを挑んできたり、あかねが好きだったり、彼が出てくると話の展開が忙しなくなります。
好きなエピソード。
あかねの髪の毛が誤って切られてしまう話。あかねと言えばショートカットのイメージですが、戦いに巻き込まれて切れてしまったのかと思うととても可哀そうです。ただそのあと、乱馬に慰められたり、褒められたり、ちょっといい雰囲気になるので私は好きなお話です。
作品に関する思い出。
友達の家にあった本なので、続けて読むことなく遊びに行くたびに少しずつ読み進めていました。あまり深刻な話ではないので、気軽に読むことができて好きです。
作者に関して。
この作者さんの本は犬夜叉と乱馬しか読んだことがありませんが、私はどうやらこの方の書くライバルキャラが好きなのでは、と気付きました。一番手にはなれないけど、いい味出してます!