- 赤石路代
一言感想
華浜市という架空の市の市長の遠山京香。
今回は子供たちが行方不明になる話です。
子供というのは無邪気に悪意なくとんでもないことをしてしまうものですね。
私も今思い出せばなんであんなに危ないところで遊んでいたのかとぞっとするような思い出があります。
好きなところ。
今回は市長遠山京香はアドバイザー的役割です。
子供たちは何も言わずに友達の病気のお母さんのために洞窟に入って祠を目指します。
親や大人の心配も冒険心の前ではかすんでしまうのかも。
しかし最近の子供らしくパソコンで下調べしてそれが残っていたから居場所の手掛かりになるのはすごいです。
好きなキャラ。
遠山ありす。
遠山京香の一人娘で行方不明になった子供たちと同じ塾に通っており、4人の子供たちの最後の目撃者。
頭のいい優しい子で、今回も様々なことを助言した。
他のシリーズでも大活躍している。
パパとママが大好き。
この話ではないが「遠山京香の娘」と自分を鼓舞しているけなげな姿に感動した。
好きなエピソード。
雨が降り、浸水した洞窟で水に追いつめられていく子供たち。
不当な粗大ごみによって抜けられると思っていた穴が塞がれ、だれも助けにこないと絶望していた時に助けにきた市長とレスキューの姿はきっと光となってみえたことでしょう。