少年サンデーで掲載されていたコメディものです。全8巻と巻数は少なめで簡単に全部読めちゃいます。私がこの作品を好きな理由は主人公の道士郎の設定です。まず、アメリカ育ちの侍?であること。めちゃくちゃ強いこと。
道義に厚く、一途なところ。卑怯者が大嫌い。などなど数多くの面白い設定があります。準主役は小坂健助といって、いたって普通の高校生ですが、道士郎は彼を健助殿と呼び仕えている。
この二人を中心に色々なドラマを生み出していくところがこの作品の面白いところです。不良高校生をやっつけたり、小学生にお説教したり、不祥事で高校を退学になったり、転向先の高校でまた不良をやっつけたり。ヤクザもやっつけたり。ってとにかく侍こと道士郎と健助殿が行く先々で悪い人たちを成敗していきます。
しかも、道士郎は圧倒的な強さを誇っているので、見ていてスカッとします。そういう意味では、暴力的なシーンは多々ありますが、コメディタッチで描かれているので、残虐性はまったくありません。
むしろ、道士郎なりの正義感や一途な姿勢に心を打たれる作品です。コメディなので、クスッと笑えるシーンも多いです。ストレス解消になります。