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ばらかもん/感想レビュー!長崎県五島列島に天才イケメン書道家の半田清舟先生が…ネタバレ注意。

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 舞台は長崎県五島列島で、そこに天才イケメン書道家の半田清舟先生がや来るという、ハートフルコメディ。読んでいると、島ならではのあるあるや、出来事、人の温かさなど、読むだけでその場所が想像出来るくらいに読みやすい作品だと思います。

 出てくる人も特徴的でした。先生はなんだか残念なイケメンって感じで、笑える時がたくさんあります。猫が大好きなのに、猫アレルギーがために触ることすら許されなかったり、ちゃんぽんは延びきってから食べたりと。また、たまにいう名言の数々が大きな魅力の一つです。数ある先生の名言の中で一番好きなのは、島の高校生のヒロシの進路相談を受けているときの一言です。

 料理人になる自信に確信が持てないというヒロシに対して、先生は「必要なのは確信じゃなくて、覚悟だろ。」という小さな一コマがあります。ホントその通りだと思いましたし、それがないから自分はまだまだなのかと思う、小さいながらも重い一言のように感じました。このような名言は、ほかのキャラクターもたくさんあります。ヤスばがもち投げのとき、「上ばかり見ていてもダメ。ほしいものは下にあるから。」といったシーンがあります。これを見たとき、やはりなるほどと思いました。

 ばらかもんの魅力はほかにもあります。やはり、方言の数々です。題名の「ばらかもん」も元気な人という意味で、ほかにも「ばて返す」など聞いていて楽しいものばかりです。こうした独特な方言があるからこそ、この話も奥深さが増すのだと思います。

 これからどうなっていくのか、まだまだ分からない漫画ですが、その行く末がとても気になる私の愛読書の一冊です。