怪盗・女子高生と非現実ながらも少女漫画のトキメキはばっちり!
好きなキャラ。
ヒーロー稚空です。外見もイケメン、中身はちょっと意地悪だけど優しいという少女漫画のヒーローにふさわしいキャラクターでした。このお話は怪盗に変身するのですが、その怪盗姿もカッコよすぎる人です。
好きなエピソード。
クライマックスで本当のジャンヌダルクが登場するシーン。少女漫画というよりはファンタジーに近い内容になりますが、信じていた仲間、両親の話、過去の情景など一つ一つ丁寧にエピソードが紐解かれていく気がします。
好きなところ。
ちょっとしたシーンで出てくるミニサイズ、もしくは3等身ほどになったキャラクターたちが可愛いです。なんだかんだで女の子のキャラクターが騒がしいので、ちょこまかと動く絵が好きでした。
おすすめ。
自分と同年代の20代女性にもう一度読んでほしいです。絶対に懐かしい気持ちになるはずです。
作品に関する思い出。
これは本当に小学生の時にかなり流行りました。みんなこの絵を真似て女の子の絵を書いていたと思います。アニメにもなりましたが、漫画のちょっとした隙間に書かれるような繊細な挿絵?は映像では表現し難いと思います。
作者に関して。
このヒット作を連載当時20歳前後だったとか。今でも精力的に連載を書いていらっしゃいますし、アイデアの持続力と色あせない作品の輝きは素晴らしいなと思います。