タイトルどおり男らしさ満載で、女性キャラなどほとんど出てこない潔さが面白いです。
面白いところ。
男塾という男をあげるためにあるありえないような塾が舞台となっているのが面白いです。
個性あふれるキャラクターたちが塾内で所狭しと暴れるので理屈抜きにして何も考えずに楽しめます。
途中からバトルマンガ路線にシフトするのですが、そこでもその熱さが失われず各キャラに感情移入して楽しめるのがすばらしいと思います。
好きなキャラ。
雷電です。
作中では物知りキャラのような扱いになっていて、見たことのないような技などが現れたときにその真価を発揮します。
雷電が「む、あれは」なんていうことを言うと誰かが「知っているのか雷電」と聞き返し、雷電がすらすらとその説明をする流れは様式美のように楽しめます。
おすすめ。
いろいろと突っ込みどころも出てきますのでそれを踏まえて楽しむのもいいと思います。
またそんなことは男塾だからとまったく気にせず豪快に楽しむのもまたこの作品らしくていいと思います。
作品に関する思い出。
作中に民明書房という書物が出てきて、そこにさまざまな歴史的な情報などが刻まれています。
当時私はその民明書房が実在すると信じてしまっていて、本屋などで売っていないか必死に探していた記憶があります。
いまとなっては恥ずかしいですがいい思い出です。