」で便利でお安く。いわずと知れた伝説ともいえる野球マンガ。今読んでもどことなくおしゃれな感じもして飽きなく読めて好きです。
面白いところ。
優秀な弟が不慮の事故で亡くなってしまい、その兄が後をついで甲子園を目指す。
文字にするとそんなにうまくいくか、と思ってしまいますがただ順風満帆に進んでいくのではないところが面白いのです。
ちゃんと達也が血のにじむような努力をしていることが読者である私たちには伝わってきますので、単純に私たちも応援しながら読むことができるのです。
ほかにも、達也、和也、南ちゃんの幼馴染の関係、みんなで使う離れなんかも当時は本当にうらやましくてあこがれました。
好きなキャラ。
西村です。
ひねくれた男なのですが、魅力ある男だと感じました。
南ちゃんの大ファンであったのですが、最終的にちゃんと自分のことをずっと見てくれたマネージャーと付き合うことになります。
そこになぜだか非常に男らしさを感じていいやつだなと思ってしまったのです。
また、そのひねくれた性格と同じくらい曲がるカーブを投げる、なんていう評価のされ方もなにかかっこよくて好きでした。
おすすめ。
野球が好きとか嫌いとか関係なく誰でも楽しんで読める作品だと思います。
あの有名なシーンは一見するとただ悲しいように思えますがそうではなく、それを乗り越えて成長する達也のことを考えると本当にいい作品だなと思えます。
ぜひ最後まで読んでいただきたい作品です。
