心の底から笑って泣けるマンガです。
面白いところ。
倉田家のハチャメチャっぷりは、本当に声を出して笑ってしまうくらい面白いです。でも、実はこのマンガ、さまざまな社会問題をテーマに取り上げていて、かなり奥が深かったりもします。(後半になるにつれて、どんどん重たいテーマになっていきます。)
好きなキャラ。
主人公のサナ。実母に捨てられ、3月7日に拾われたから「サナ」と名付けられたというキツい過去を持っているにも関わらず、底抜けに明るく、周りのみんなを笑顔にする力を持っている女の子です。「劇団こまわり」に所属するタレントで、持ち前の演技力の高さ
から、女優業も成功させていきます。
おすすめ。
サナと血のつながっていない母・実紗子は、いつも頭の上でリスの「まろちゃん」を飼っています。そのまろちゃんの巣(というか家?)がだんだんグレードアップして、ゴージャスになっていくのも見どころの一つです。何かしら仕掛けがあったり滑り台があったりと、ものすごく凝ったものになっていたりして、マンガの中でも見る人を驚かせたりしています。
作者に関して。
小花先生は、他のマンガで「こどちゃ」のその後を少し描いてくれています。羽山と結婚したサナが、出産するシーンなどがありました。サナは相変わらずぶっ飛んでいて面白かったし、ファンにとってはすこく嬉しいエピソードでした。