- 原作・久住昌之
- 作画・水沢悦子
- 花がおいしそうに食事するところが好きです。
面白いところ。
主人公の駒沢花が、旦那さんが単身赴任なのをいいことに、ズボラ飯を始め、ズボラし放題なところが面白いです。
部屋の散らかっている様子は、すさまじいものがあります。
その散らかってる中から、的確に探しているものを見つけ出すので、本人にはちゃんとなにがどこにあるか分かっているようです。
ズボラし放題ですが、旦那さんがいなくて、なかなか帰ってこないことに寂しさを感じている様子はかわいらしいです。
旦那さんが帰ってくるとなると、掃除・洗濯・片づけがとっても大変そうです。
好きなキャラ。
主人公の駒沢花。ズボラなところにとっても共感します。
仕事もきちんとするし、外に出る際にはふつうにおしゃれをしています。
でもうちの中は誰にも見せられない、そこがとってもよく分かります。
原作者さんは男性ですが、すっごくよく分かってるんだな、と思いました。
好きなエピソード。
旦那さんが急に帰ってくることになって、大喜びしつつも掃除・洗濯に大変な思いをしている花のお話が好きです。
片づけはしますが、旦那さんが帰ってくるのは短い間なので、その片付けにもズボラさが少々あらわれているところが面白いです。
お料理はけっして苦手なわけではなくて、普段のズボラさからは想像できないような手の込んだ料理を、旦那さんのためになら作れるところも分かります。
自分ひとりのためにはなかなか手の込んだものは作らないです。
好きなところ。
花がものを食べるところ。本当においしそうに食べるので、真似して作ってみたくなります。
パンをトースターで焼いてるのを待っている間の様子も、待ちきれない感がすごく伝わってきます。
アツアツをハフハフいいながら食べているところがかわいいです。
おすすめ。
ズボラ飯と言っていますが、ネギを細かく刻んで…など、私からすれば結構手間がかかってる感じです。
主婦のお昼ご飯、一人飯って、本当にあんな感じです。
下手したら、もっとすごいです。
ズボラ飯と言っても、ちょっとひと手間、かけているところがポイントだな、と思います。
花のズボラ飯は、思わず真似してみたくなります。
作者に関して。
読んだことはありませんが、他にも料理に関するマンガを描いてらっしゃるようです。
その他。
花のズボラ飯の「花の」の部分を、最初は人の名前だと思わず、形容詞的な意味のタイトルだと思ってました。
あと、ズボラ加減は、花に勝っている自信があります。