」で便利でお安く。こんな先生嫌だな、と思いますが、案外楽しいかも、と最後には思ってしまう漫画です。
面白いところ
正しい道に導いてくれるはずの先生が一番その道から外れているとこ。先生の普通・セオリー像はほとんど破られてしまいますが、それがまた痛快な展開に導かれます。
好きなキャラ。
井崎先生。なんとなくこの本の中での常識キャラかなと。暴走しがちな人が多いのであれだけクールにいてもらえると助かります。外見から冷たく見えるけど、生徒に諭してる言葉はとても真っすぐだなと思える先生です。非道ぶっているナカムラ先生をいなしている姿もかっこいい！
好きなエピソード。
一番最初に出てくる、不登校の生徒を説得するシーン。結局説得してる元担任に原因があったのですが、気持ちって押し付けちゃいけないんだな、と感心してしまいました。そうそう、そういう熱いの嫌いな子もいますよね！という気分です。
好きなところ。
先生が主人公で、生徒がいる。普通なら人の道を解かれそうなシチュエーションなのにそんなことが無さ過ぎて面白いです。好き勝手に、まずは自分のペースを守ることが第一、のような人たちで作る学校生活は、普通の学校生活を送ってきた私にはハラハラする内容でもありました。
作品に関する思い出。
正直パラパラっと読んで、３冊だったので購入。買ってから「あれ、こんなにも先生らしくないんだ」と思いました。でも、熱血教師系が苦手な私にはこれくらい人間っぽい方が合っている気がします。自分よりも自分の周りに人気のある漫画でした。
