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天は赤い河のほとり3巻(篠原千絵)感想ネタバレ注意・面白い上に歴史も学べて、一石二鳥です。

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マンガとして面白い上に歴史も学べて、一石二鳥です。

面白いところ。

ユーリが成り行きで偶然選んだ短剣が、「オリエントの覇権を決める力を持つ剣」と言われるところ。ユーリにとって鉄は単なる鉄でも、紀元前14世紀はまだ青銅器時代。「これを鉄剣と見極めるとはさすが」と驚かれるシーンが興味深いです。当時はまだ製鉄法が普及しておらず、鉄はどの国もどんなに黄金をつんででも手に入れたがる貴重な代物だったのだとか。マンガを読みながら歴史の知識も深めることができて、一石二鳥です。

好きなキャラ。

ユーリ。日本にいた頃はどこにでもいるような受験生だったのに、いきなり古代のヒッタイトに連れて来られてしまう15歳の女の子です。でも、成り行きでカイル皇子の側室となった彼女は、3巻からはカイル皇子だけでなく、国にとってもどんどん重要な存在になっていきます。それは、ハッティ族が秘技である製鉄法をイシュタルであるユーリにゆだねると言ったからです。

好きなエピソード。

ユーリがズワと戦うエピソード。ズワに追われて逃げるユーリの前に立ちはだかるのは、殺されたティトの父・タロス。武器作りの職人であるタロスに「武器を選んでズワの前に出ろ」と言われ、ユーリが選んだのは小さくて汚れた柄の短剣でした。実はそれがその時代ではとても貴重な「鉄剣」で、ユーリに勝利をもたらし、また物語を大きく動かします。